静岡茶に代表される緑茶(日本茶)について、改めて紹介致します。
以前、静岡茶の最適湯温について他国のお茶と比較して説明し、茶葉(種類)によって湯温が異なることがわかりました。
では茶葉にはどんな色・形をしているのでしょうか。
代表されるものをピックアップしてみました。
【煎茶 】
日本茶の代表で最も一般的なお茶です。流通量の80~85%を占めます。
茶葉を蒸して揉みながら乾燥したもので、上級品ほどうまみや香りが良くなります。
ちなみに、茶葉を深く蒸して渋味を押さえ、マイルドな味にしたものを深蒸し茶といいます。
【粉茶】
玉露や煎茶の仕上げ過程で、粉だけを選別したお茶です。茶葉そのものが抽出液に多く含まれるので、水に溶けない有効成分が効率的に摂取できるメリットもあります。しかもお茶を入れた時の色合いが鮮やかな緑色となります。
お寿司屋さんによく置いてますよね。
【くき茶 】
前茶や玉露を作る過程で取り除かれた茎だけを集めたもので、葉にはない独特の香ばしさが楽しめます。
中でも玉露の茎茶は「雁ヶ音」と呼ばれ珍重されているものです。
【ほうじ茶】
番茶や煎茶を強火で炒り、香ばしい香りを出したもので、食後の茶として好まれています。
よくお茶屋さんの前を通ると香ばしいお茶のにおいのすることがありませんか?それがほうじ茶です。
以上のような種類のお茶が日本茶にはあります。しかし大本は全て同じ木に生えている茶葉です。
ひとつのお茶が、採り方や製法の違いで何種類もの味に変化するのはおもしろいことですね。
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Author:茶っきりムスコ
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